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借入を妻が100%行う一方で、不動産を共有名義にするための方策

Question
■売買価格4680万円の新築戸建の売買契約をして来月決済の予定です。
■銀行から奥様名義で4680万円借入する予定です。
 (奥様が病院に勤めている一方、ご主人は自営業者で、奥様名義の方が借入しやすかった為奥様名義で銀行審査が内定しております。但し、銀行審査では、主人は収入合算、及び連帯保証人です。)

≪質問内容≫
◎夫婦共に収入があり、本来1/2ずつ持ちたいようですが、可能でしょうか。
 又、可能な場合はどのようにする必要がありますか。
 (借入額からすると奥様の名義が多くなければいけないと思いますが...
 例えば、奥様とご主人様との間に賃貸借契約を結ぶなど...)
◎仮に難しい場合は、主人はどれくらい持分を持つことが出来ますか。

Answer
1/2づつの持分を持つことは可能であると考えています。
方法としては、
(1)連帯保証ではなく、連帯債務とし、返済の1/2は夫が負担するということであれば持分を1/2としても問題がないと思います。
(2)連帯債務が無理な場合には、妻との間で金銭消費貸借契約を結び、1/2の持分を持つことも考えられますが、出来れば銀行と交渉して上記の方法を採用してください。

投稿者: 税務相談 事例集 日時: 2007年07月17日 15:54