税務相談事例集
当サイト"税務相談事例集"は、
会計・税務・節税に関するご相談やよくある事例について解説しています。
税務相談 事例集 所得税 > 共有名義となっている不動産を売却した場合の所得税の取扱い

共有名義となっている不動産を売却した場合の所得税の取扱い

Question
よろしくお願いいたします。不動産の相続と売却に伴う税金の節税方法で教えてください。
3年前に母親がなくなり、父親が一人で住んでいた不動産を売却し福祉施設に行く事になりました。土地の名義は父の弟(私のおじ)が1/2、父と亡くなった母と私と弟でそれぞれ1/8づつ所有しており、建物は父一人の名義です。但し母の名義は没後そのままです。おじは私の父とは異父兄弟でとても仲が悪く、今回の物件は広島で私たちは東京にいるため全ておじに取り仕切られており、委任状を出してくれと言われ困っています。父と私・弟に一番有利な節税方法を教えてください。
私のつたない知識では、父が所得税の3000万円特別控除を受けるために、分割協議で母から父に全てを相続してもらった方がいいのではと思っています。その場合母から父への登記をする必要がありますか。私と弟は10年以上居住していないので所得税を払うしかないかと思っております。何卒よろしくお願いいたします。

Answer
既にご理解されている通り、お母様の持分をお父様が相続し、3,000万円控除を適用し売却を行うことで対策となります。
登記は中間省略登記の制度がなくなりましたので、お父様の登記も必要となります。

投稿者: 税務相談 事例集 日時: 2006年12月06日 15:28