Question
1)会社設立時における出資金等には何かの税金がかかるのでしょうか。
2)出資金を個人から会社が借入して行うことは可能なのでしょうか。
3)その際は、借入金の返済は税的控除の対象にはならないのでしょうか。
4)また、借入等で増資をする場合は税金がかかるのでしょうか。
5)また、出資ではなく事業への投資金という形で個人などから受けとりますと同じようにどのような税金がかかってしまうのでしょうか。
Answer
1)会社設立時における出資金等には何かの税金がかかるのでしょうか。
出資をする際に登録免許税が掛かります。現行では出資額に対し、7/1000、最低で6万円です。
2)出資金を個人から会社が借入して行うことは可能なのでしょうか。
可能です。ただし、会社が個人に資金を貸し付けた場合、会社は貸付金に対し金利を収受しなければなりません。
3)その際は、借入金の返済は税的控除の対象にはならないのでしょうか。
なりません。金利は配当金があれば配当金から控除できます。
4)また、借入等で増資をする場合は税金がかかるのでしょうか。
上記1)と同様です。
5)また、出資ではなく事業への投資金という形で個人などから受けとりますと同じようにどのような税金がかかってしまうのでしょうか。
ご質問の法形式が曖昧ですが、例えば個人からの拠出資金を金銭消費貸借契約で行えば、貸付金の利息が法人は経費、個人は収入となります。