税務相談事例集
当サイト"税務相談事例集"は、
会計・税務・節税に関するご相談やよくある事例について解説しています。
税務相談 事例集 法人税 > 設備投資を取得する方法で有利なのは?借入orリース?

設備投資を取得する方法で有利なのは?借入orリース?

Question
車両を導入しようと検討していますが、リース会社から盛んに営業が来ます。
その営業マンが言うにはリースが有利とのことですが、どうなのでしょうか?

Answer
リースと借入では実質的な仕組みは変わりません。企業から考えると以下の諸点が異なります。
1.借入先:銀行かリース会社か(金利はリース会社の方が一般的には高い設定です)。
2.固定資産税:リースの場合には、リース会社が支払いますのでリース料の内数になります。
3.費用計上:リース料は支払額が費用となります。通常はリース料はリース期間を通じて一定ですので、費用計上額は定率法で減価償却をする場合と比べて少なくなります。
4.残価設定:リース料を低く抑える仕組みがここにあります。リース期間終了後の残存価額の設定を高めに見積もることが出来れば、リース料は低く抑えられます。オニキスの買取保証があると車の購入代金が少なくなるという理屈と同様です。リースの場合には、この売却価格が事前にセットされているので、リース料が低めに設定されているという場合が多くあります。車は今や10年以上も乗る時代、何年乗ることを考えるかで損得が変わってきます。
5.資金繰り:借入の場合には、一部は現金で払うケースが多いものです。結果、リース料の方が資金支出は抑えられます。
以上、一概にどちらが有利とは言えません。金利の高さ、残価の設定割合、何年使用するか、資金拠出の時期等を総合的に勘案し、決定することが肝要です。


投稿者: 税務相談 事例集 日時: 2006年05月16日 12:05