税務相談事例集
当サイト"税務相談事例集"は、
会計・税務・節税に関するご相談やよくある事例について解説しています。
税務相談 事例集 社会保険 > 複数の会社から給与を受け取っている場合の社会保険の取扱いについて

複数の会社から給与を受け取っている場合の社会保険の取扱いについて

Question
私は、会社を3社経営しており、それぞれから役員報酬を受け取っています。
社会保険は、その中で勤務時間の長い会社で支払っていましたが、その会社の職責が変更され、このたび会長となった関係で、3社の勤務状態がほぼ同一(3社とも週に1日程度の勤務)となってしまいました。このような場合、社会保険はどうすれば良いのでしょうか?

Answer
社会保険では、給与を複数の会社から受け取っている場合には、主たる勤務の会社で社会保険を加入する一方、従たる給与の会社についてはその届出を主たる給与の会社を通じ、社会保険事務所に届け出ることになっています。つまり、3社分を合計して社会保険に加入しなければならないという立場を取っています。
一方、パートタイム労働者については、非常勤の場合には社会保険に加入をしなくても良いこととされており、整合性が取れていないのが実情です。
今回のケースでは、実務上は今まで加入していた会社で加入を継続することで処理をすることになりそうですが、厳密な回答は、社会保険労務士の先生や社会保険事務所の窓口で問い合わせいただければ幸いです。

投稿者: 税務相談 事例集 日時: 2006年07月27日 13:18