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税務相談 事例集 相続・贈与税 > 間違って夫婦名義に登記をしてしまった場合に贈与税は必ず掛かるのか?

間違って夫婦名義に登記をしてしまった場合に贈与税は必ず掛かるのか?

Question
お忙しいところ恐れ入ります。 昨年の9月に新築の建築済みのマンションを購入したのですが、住宅のローン審査の段階で妻との共有名義にして住宅ローンを組んで欲しいとの事でした。
 ただその後の審査にて私個人の名義でのローンの審査はおりたので、単独の名義でローンを組みました。
 しかし登記は最初の話のまま妻と私の共有名義にして登記したのですが、住宅所得控除の申請をする為に、税務署に問い合わせたところ、それには贈与税がかかるとの事でした。
 本などで贈与税の計算をしたら120万ほどかかる計算になるのですが、とても払える金額ではないのでどのようにしたら良いでしょうか?何卒ご相談に乗って頂ける様お願い致します。

Answer
夫婦で取得したことが本当であれば、税務署の贈与税の支払義務が発生します。
ただ、お話の事情を考慮しますと、夫婦で購入をしたこと自体が間違って行ったことなのではないかと思えます。
夫婦で購入すると言うこと自体が間違って行われたと言うことであれば、登記を間違えたと、持分をすべて自分で買ったことに登記申請をしなおすことが出来ます。これであれば贈与税も発生しません。
錯誤登記と司法書士に言っていただければわかると思います。費用は司法書士に問い合わせください。恐らく数万円だと思います。

投稿者: 税務相談 事例集 日時: 2007年02月06日 20:23