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不動産持分登記に関する質問

Question
はじめまして。住宅取得にかかる資金の持分と登記についてお伺いします。私は公務員、夫は会社員です。このたび、宅地購入後、新築を予定しています。我々の計画では、土地取得に係る資金はに夫単独名義のローンを9割充当し残りは私名義の自己資金で、住宅取得資金は私名義での共済年金の住宅貸付と自己資金で9割、残りが夫名義のローンを充当するつもりで手続きを進めていました。
住宅取得に係る全ての資金は夫婦が1/2ずつ捻出した形になりますので、当然土地も住宅も持分は夫婦1/2ずつの登記ができると思っていました。
しかし、土地の仲介不動産業者が言うには、資金の流れと登記を一致させた方がいいというのです。つまり、土地に関しては、私の資金が一割しか入っていないことから、共有名義する場合贈与税がかからないように1対9にしてはとアドバイスされました。また、建物と土地の持分が異なるより、土地の持分に合わせたほうが言いというのです。したがって、土地を1対9にした場合は、建物の資金持分にかかわらず1対9ということですね。土地取得のほうが先行しますが、住宅購入という意味で税務署の方は、資金の持分はトータルに考えてもらえないんでしょうか。結果的には1対1ずつの持分で資金を調達するのに納得できません。どうかいいアドバイスをお願いします。

Answer
土地を取得してから建物を建てるまでの期間があまりに長い場合は論外ですが、一連の取引であればすべてをトータルに考えて、出した金額の割合で持分を計算されれば良いと考えます。

投稿者: 税務相談 事例集 日時: 2007年06月29日 18:17